17LIVEの配信者としての成功の鍵を握る「公式ライバー」という制度をご存知でしょうか。
公式ライバーとして活動すれば、通常の配信よりも報酬が大きくなるため、真剣に配信活動を考えている方には見逃せません。
そこで本記事では、この公式ライバーとは何か、また条件や時給の詳細について深堀りしてご紹介します。
17LIVEの公式(認証)ライバーとは
17LIVEには、特定の配信者を際立たせる「公式ライバー」という独自のシステムが設けられています。17LIVEでは、公式ライバーのことを認証ライバーと言います。
この「公式ライバー」には、さらに「認証ライバー」と「準認証ライバー」の2階層が設定されており、17LIVE内での配信者は次の3カテゴリーに分類されます。
- 認証ライバー
- 準認証ライバー
- 通常のライバー
特筆すべきは、公式ライバー(認証・準認証)のステータスを獲得すると、収入が大幅に増加するメリットがある点です。したがって、17LIVEでの収益を最大化したい方は、公式ライバーとしての認証を目指すことを積極的に検討する価値があります。
公式ライバーのメリット
- 限定イベント
- バッジの獲得
- より高還元な報酬
17LIVEの公式ライバーに昇格すると、多くの特典が待っています。具体的には、上記のような特典を獲得できます。さらに、公式ライバーとして活動すると、視聴者からの投げ銭(ギフト)の還元率が上昇。これにより、実際の収入も一段と増加します。
これらの特典と優遇措置が、公式ライバーになるメリットでしょう。
公式ライバーの条件
17LIVEにおける公式ライバーは、主に「認証ライバー」と「準認証ライバー」の2カテゴリに分類されます。配信者は、初めは「準認証ライバー」としてキャリアをスタートします。その後、以下の条件を達成することで「認証ライバー」へとステップアップできます。
- 当該月に取得したベイビーコインが10,000c以上。
- 1ヶ月間の配信日数が10日以上。
- 17LIVEプラットフォームでのフォロワー数が250人以上。
これらの条件を月末の5営業日前までにクリアすると、次の月から「認証ライバー」としての活動が許可されます。昇格の際、月末の3営業日から月末最終日の間にアプリ内で通知が届くため、その情報を確実にチェックしましょう。
更に、認証ライバーになることで、還元率が向上し、結果的に得られる収益も大幅にアップします。そのため、スタートとして準認証ライバーになった場合でも、更なるステージである認証ライバーを目指す姿勢が重要です。
17LIVEの公式(認証)ライバーになる方法
- 直接応募
- スカウト
- 事務所経由 など
17LIVEの公式ライバーになる方法は主に上記になってきます。
直接応募
公式ライバーになるための最もスタンダードなアプローチは、直接応募となります。
とはいえ、直接応募を通じて公式ライバーの資格を獲得するのは容易ではありません。実際、合格率はおおよそ数10%とも言われ、高い競争率が示されています。
直接応募を行う際には、指定されたフォームに必要な情報を入力する必要があります。この時、SNSのフォロワー数やこれまでの配信履歴などをアピールポイントとしてアピールすることが求められます。
スカウト
17LIVEには、「公式サポーター制度」という独特のシステムがあります。この公式サポーターは、伝統的なスカウトマンの役割を持ち、DMなどを通じて積極的に連絡を取り合う存在です。
某大手事務所も、数十人態勢のスカウトマンが在籍しています。連絡がくると人によっては嬉しいと思いますが、そんななときほど一度立ち止まり、冷静にメリットデメリットを考えてみてください。
事務所経由
17LIVEと提携している事務所に加入することにより、公式ライバーとしての地位を得るルートも存在します。
この方法は、一般の直接応募とは異なり、事務所とのコネクションを利用した方法であるため、合格率は非常に高いと言われています。より規模が大きい事務所に所属すると、応募が許可されれば、ほぼ100%合格するでしょう。
17LIVEの公式(認証)ライバーの報酬
17LIVEで公式ライバーとして活動すると、一定の条件下で時給が支払われることがあります。
ただし、この時給が支払われるケースと支払われないケースが存在します。その詳細や条件は公式ライバーとしての契約書に明確に記載されています。したがって、公式ライバーとして活動を開始する前や活動中に、契約書の内容を入念に確認し、自らの権利や義務を把握することが大切です。
目安の報酬
17LIVEの「トップライバー」と称される認証ライバーたちの月収は、驚異的な額に上ります。具体的には、100万円から300万円といった範囲で収入を得ている方が多いです。
そして、その収入の水準は年々上昇しており、近年では月収500万円を超えるライバーも現れるようになりました。これを年間で計算すると、約1億円という収入を得るライバーもいるわけです。この金額は、多くの企業のCEOや経営者でも簡単には得られない額です。
もちろん、トップライバーの域に到達するのは容易ではありませんが、そこに留まらず、次のランクである「ミドルライバー」も多くの方が目指す存在です。ミドルライバーの月収は平均で、10万円から100万円程度とされています。これだけでも、十分魅力的な収入と言えるでしょう。
17LIVEの公式(認証)ライバーになる際の注意点
数多くのメリットがある公式ライバーですが、もちろん注意点も紹介します。特に公式ライバーのスカウトを受け、あまり業界についてまだ知らない方は、下記の点をご確認ください。
独占契約
17LIVEで公式ライバーになる際の契約形態は、大きく「独占契約」と「非独占契約」の2種類から選択することができます。
「独占契約」とは、名前の通り17LIVE専属での配信を約束する契約です。この契約を選ぶと、還元率が高く設定されるメリットがあり、また、ベイビーコインの取得数に応じて特定のボーナスが与えられることも特長です。しかしながら、他のライブ配信プラットフォームでの活動は認められない制約も伴います。
対照的に「非独占契約」は、17LIVEだけではなく、他のライブ配信プラットフォームでの活動も自由に行うことができる契約形態です。この契約の利点は、多様なプラットフォームでの配信が可能な点にありますが、還元率は独占契約に比べて低めに設定され、ボーナス獲得の機会もありません。
契約を結ぶ際には、自分の配信活動の目的や計画を元に、これらの契約の特長と制約を十分に理解した上で、最適な選択をすることが求められます。
契約期間
17LIVEで公式ライバーとして契約する際、特定の期間を設定する契約を結ぶことがある点は注意が必要です。
この契約期間中、ライバーは17LIVEとの契約に従い、特定の義務や規約を守ることが求められます。この期間中に契約内容に反する行動を取った場合、契約違反となり、罰則が科せられることや、契約の解除を含むさまざまな法的措置が取られる可能性があります。
例えば、独占契約の場合、他の配信プラットフォームでの配信を行ってしまうと、それは契約違反とみなされることがあります。また、その他のモラルに反する行動や、プラットフォームの規約違反も、契約上の問題となる可能性が高まります。
したがって、公式ライバーとして契約を結ぶ際は、契約内容をしっかりと確認し、契約期間中はその内容を遵守することが大切です。安定した配信活動を行い、ファンとの信頼関係を築くためにも、モラルある行動を常に心がけることが重要です。
ノルマ
17LIVEで公式ライバーとして活動する際、特定の配信ノルマが設けられることがあるという点は重要です。
このノルマとは、例えば「1ヶ月に最低10日は配信をする」や「1週間で特定の時間数以上の配信を行う」など、特定の期間内での配信回数や時間を指すことが多いです。ノルマが設けられている場合、この基準を満たさないと、報酬が全額支払われないか、あるいは一部カットされる可能性があります。
したがって、契約内容や報酬に関する条項をよく読み、自身が契約内のノルマを達成できるかどうかを慎重に判断することが大切です。もしノルマ達成が難しい月や週がある場合、事前に運営側と相談することも考慮しておきましょう。
契約時の確認はもちろん、実際の配信活動中もノルマ達成のための計画やスケジュール管理を行うことで、スムーズに配信活動を続けられるでしょう。
17LIVEの公式(認証)ライバーまとめ
- 17LIVEの公式ライバーとして活動するには、さまざまな種類の契約や制度が存在する。
- 契約の内容や配信ノルマ、報酬制度により、ライバーの収益や活動内容が大きく変わる可能性がある。
- トップライバーやミドルライバーとしての収益も、活動の規模や契約内容によって異なる。
17LIVEでの公式ライバーとしての活動は、契約の内容や種類によって様々な特典や義務が伴います。収益の最大化や自身のブランディングを考える際には、認証ライバー、準認証ライバー、トップライバーなどの違いや、独占契約と非独占契約の選択が大きく影響します。
契約を結ぶ前に全ての条項を確認し、自身の配信活動や目標に合った契約を選ぶことで、より効果的に17LIVEでの活動を進めることができます。