著作権とは?
何をしたら違反になる?
TikTokにはダンス系/可愛い系以外にもアニメ/ドラマの一部を切り取り投稿している動画もあります。
そのような投稿はすべて著作権法違反になり、処罰が下されます。
そこで本記事では、著作権についてまとめてのでご覧ください。
TikTokの著作権とは?
著作権とは、作品を生み出した人に与えられる1つの権利です。
万が一、他人に勝手に使われていた場合、以下のような罰則にかかる場合があります。
著作権、出版権、関連する人格権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金
出典:ちちょ
出版権
著作権者が出版者を特定し、出版する権利を付与することをいいます。
例えば出版物やWebなどの電子出版物などが対象です。放送/有線などは対象外です。
著作隣接権
著作物の創作者ではないが、著作物に対して重要な役割を果たしている、
- 実演家
- レコード製作者
- 放送事業者
- 有線放送事業者
に認められた権利が著作隣接権と言います。
著者者人格権/実演家人格権
著作物の創作者である著作者/実演家が精神的に傷つけられないよう保護する権利のことです。
- 美術
- 文芸
- 楽曲
- 映像
などは著作者/実演家の思惑や感情があるため、第三者の利用態様によっては人格の侵害になる可能性があります。
TikTokで著作権に引っかからない方法
自身動画の作成
自分で踊ってる動画やカラオケで歌ってる動画、自身が持つ豆知識の動画など自分関連のことは引っかかりません。
自分にしか作れない動画を作ることで著作権に引っかかることなく投稿することができます。
オリジナル曲の作成
原曲を参考にして自分のオリジナルにした曲は著作権に引っかかりません。
しかしあまりにも似すぎて、どこをアレンジしたの?ぐらいのレベルは引っかかる可能性があります。
JASRAC管理の楽曲の使用
JASRACとは一般社団法人日本音楽著作権協会という音楽の著作権を管理する組織です。
上記は、JASRACの公式ホームページです。ここに記載されてる音源は使用可です。
TikTokの著作権に関する注意点
洋楽
JASRACは日本内の組織のため、日本国内の音楽はほとんど把握しており記載されています。
しかし洋楽の場合、JASRACで管理されていない海外楽曲もあるため注意が必要です。
顔出し公開
自分自身の動画を撮り投稿したときに撮影場所や個人情報を特定されてしまう可能性があります。
著作権には引っかかる可能性はないが、ストーカー被害にあう可能性があるので注意が必要です。
TikTokの著作権に関するQ&A
- 著作権侵害の対象になる動画の例は何ですか?
-
過去のテレビ番組やアニメなどの自分で制作していない動画すべてです。
- アニメなどを投稿した場合、使用不可や通報などの制限をかけられますか?
-
運営に見つかり、改善されない場合はアカウントの閉鎖や停止の可能性があります。
しかし、宣伝効果になるため黙秘している権利者も多いです。
- 動画保存ができません。なぜですか。
-
投稿者の設定でダウンロード出来ないようになっている可能性があります。
TikTokの著作権まとめ
- 著作権とは、作品は創設した者が持つ権利である。また、作品がどう使われるか決めることができる権利である
- 著作権違反した場合、懲役/罰金の処罰が科せられる
- 自作動画を作り、自分なりの動画を作ることで著作権に引っかかることなく楽しむことできる
- JASRAC管理の楽曲は使用可能だが、管理されていない洋楽系の音源は注意が必要
- 自己制作した動画でストーカー被害にあわないよう撮影場所や個人情報を写さないようにする
著作権は作品を創設した人が持つ権利です。それを安易に使わないようにしてください。
自分なりの動画を作ることで著作権に引っかかることなくTikTokを楽しむことができます。